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山梨4パーミル協議会にて「炭素循環×食の安心」DAOモデルを発表

2026/3/1

お知らせ

お知らせ

― 炭素クレジットと農産物販売を統合するWeb3型次世代農業エコシステム構想 ―


Casley Deep Innovations株式会社(キャスレーディープイノベーションズ、本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1F/研究所:東京都文京区本郷 代表取締役 砂川 和雅、以下、「当社」)は、山梨4パーミル協議会(令和7年度 4パーミル・イニシアチブ推進全国協議会研修会)において、「炭素循環×食の安心」で創る次世代農業エコシステム構想を発表いたしました。

本構想は、農業副産物の炭素固定(バイオ炭化)によるJ-クレジット創出と、農産物の高付加価値販売を、Web3およびDAO(分散型自律組織)モデルで統合する新しい地域農業プラットフォームです。



■発表の背景


気候変動対策の加速、企業の脱炭素経営の高度化、そして消費者のエシカル消費志向の高まりを背景に、

 ・農業分野における炭素固定の価値化
 ・食の安全・安心の可視化
 ・地域農業の収益安定化

を同時に実現する新たな仕組みが求められています。

当社は、ブロックチェーン技術・スマートコントラクト・DAOガバナンスを活用し、生産〜流通〜消費までを透明化する農業エコシステムを提案しました。


■構想の概要


1. 農業副産物の炭素固定をデータ化しクレジット化

 ・剪定枝・もみ殻・畜産副産物等を炭化
 ・CO₂固定量をブロックチェーンに記録
 ・J-クレジット化し企業へ提供

これにより、従来は廃棄コストであった副産物が「環境価値」として新たな収益源となります。


2. 「脱炭素認証付き農産物」の販売モデル

DAO上に記録された

 ・生産履歴
 ・炭素固定量
 ・流通履歴
 ・品質スコア

を活用し、消費者へ「安心+環境貢献」を可視化。

応援購入・ふるさと納税・会員制DAO参加などを通じて、価格競争に依存しない“価値で選ばれる農産物”の流通を実現します。


3. 企業向けカーボンオフセットDAO

企業はDAOを通じて

 ・農業由来カーボンクレジットの購入
 ・ESG・CSR活動への活用
 ・地域農業プロジェクトへの継続支援

が可能となります。

排出権購入のみならず、特定農家・地域を指定した支援モデルにも対応します。


4. 排出権売買益の地域循環モデル

農家が得た排出権売買益をDAOで共同管理し、

 ・バイオ炭化設備投資
 ・省力化・高度化投資
 ・次期炭素固定プロジェクト拡張

へ再投資することで、地域農業の持続可能性を高める仕組みも提示しました。


■本モデルの意義


本構想は、

 ・環境価値の見える化
 ・食の安心の担保
 ・農業収益の安定化
 ・企業の脱炭素ニーズとの接続
 ・地方創生型エコシステムの構築

を同時に実現する“統合型アグリ×カーボンDAOモデル”です。

将来的には、

 ・自治体との連携実証
 ・補助事業化
 ・MAFF炭素プラットフォームとの接続

などを視野に展開を進めてまいります。


■今後の取り組みについて


当社は今後、DAOおよびブロックチェーン技術を活用し、農家・企業・消費者がそれぞれ適正かつ公平に評価される新たなサプライチェーンの構築を推進してまいります。これにより、環境価値と経済価値を両立する持続可能な地域モデルの実現を目指します。

具体的には、以下の取り組みを段階的に展開してまいります。

 ・自治体との実証事業の推進
 ・各種補助事業化に向けた制度設計および申請支援
 ・農業とカーボンクレジットを融合した導入スキームの設計
 ・災害レジリエンス強化を見据えたDAO基盤の構築

これらの取り組みを通じて、脱炭素と地域経済活性化を同時に実現する次世代型エコシステムの社会実装を進めてまいります。


■Casley Deep Innovations(キャスレーディープイノベーションズ)株式会社について

代表者   :代表取締役 砂川 和雅
本社所在地 :東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1F
事業内容  :ディープテック領域のシステム開発 / プロダクト開発事業
      web3.0、XR、AI、画像解析等、先端技術領域に関する研究開発・コンサルティング等
      プロジェクトイネーブルメント®事業
URL:https://www.casleydi.co.jp/
お問い合わせ先:https://www.casleydi.co.jp/contact/